ペルソナイズ戦略コラム

PERSONAIZE STRATEGY COLUMN

ドラッカーの名言 No.3:顧客の創造

企業の目的として有効な定義は一つしかない。すなわち、顧客の創造である。
【現代の経営 上】(p.46)

顧客を創造する2つの機能

ドラッカーは、「顧客を創り出すためには、マーケティングとイノベーションという2つの機能が必要だ」と言います。
マーケティングが先に来ている段階で、マーケティング=販売促進ではないことは明らかです。

ドラッカーのマーケティングとは

マーケティングとは、「最終成果からみた事業の全体」です。
つまり、顧客満足ではまだ足りず、さらにその先、使用済み商品の廃棄まで含めた事業全体を含めなければなりません。
また、企業は、顧客満足を獲得するだけでなく、社会の満足(企業の社会的責任)まで獲得しなければならないというわけです。

ドラッカーのイノベーションとは

イノベーションとは、「新しい利益を生み出すもの」ととらえればよいでしょう。
たとえ、発明や技術開発を伴わなくとも、新商品を開発して企業に利益をもたらすことは可能です。
たとえば、調味料として販売していた酢を、健康食品として販売するのは、調味料に新しい機能を付与し利益に貢献させますので、りっぱなイノベーションです。

中小企業に最適な藤屋式ニッチ戦略

受け身で仕事をしている人には、マーケティングもイノベーションも無関係な概念です。
しかし、中小企業は経営資源が乏しいからこそ、知恵(知識:成果をあげる能力)を使って利益を生み出さなりません。
その知識も、大企業のように広範囲の知識があるわけではありません。
しかも、生み出した知識を利益に変えるためには、継続的に儲かる仕組みが必要です。
したがって、大企業に邪魔されず、中小企業にも邪魔されずに儲け続ける市場を創造して、事業を展開する必要があります。
その戦略が藤屋式ニッチ戦略(生態学的ニッチ戦略)と言うわけです。

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