ペルソナイズ戦略コラム

PERSONAIZE STRATEGY COLUMN

ドラッカーの名言 No.5:本質を知る

正しい答えではなく、正しい問いが必要である。
【創造する経営者】(p.19)

◆名言の意味◆

間違った認識に対する正しい答えには意味はありません。
かえって事態を悪化させるだけです。
戦略や事業の構想を練るとき、何らかの行動を起こすときは、それらの目的、物事の本質を確認する質問を発することが重要になります。

たとえば、

  • そもそも、何のためにこの行動をとるのか?
  • 判断の拠り所にしている常識や基準は正しいのか?

「手段は、すぐに目的のふりをする」とドラッカーは言っています。
これも、正しい質問をしなければならない理由のひとつです。
このようなことから、正しい答えを探すのは、正しい質問をしてからの話というわけです。

◆経営への活かし方◆

「常識を疑え」「当たり前のことなど、ないと思え」これがドラッカー思考法の原点です。
「常識」や「当たり前」は、「物事の本質」ではなく「慣習や慣行」にすぎません。
時代とともに変わっていくのが「常識」や「当たり前」です。
事業経営は、流行を意識することも必要ですが、流行に流されることがないようにしなければいけません。
多くの場合、流行には多くの人が反応して、たちまちレッドオーシャン(過当競争の市場)になってしまいます。
また、最先端の理論や手法が、最適とも限りません。ほとんどが、研究者や経営コンサルタントの「新商品」にすぎないのです。
このようなことから、何かの判断をしなければならないときは、今回のドラッカーの名言を思い出してください。

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