ペルソナイズ戦略コラム

PERSONAIZE STRATEGY COLUMN

ドラッカーの社長に必要な4つの能力:その4 運営力

実行あってこその経営

認識力・構想力・構築力があっても、実際に仕組みを動かし、コントロールできる運営能力がなければ、事業として成立しない。経営は実践してこそ、成果に結びつくからである。

その運営力だが、構築力以上に、人に対する影響力がさらに重要になってくる。「この人のために働きたい」と思ってもらえるようにならなければ、高収益体質はつくれない。

人は、経済的な報酬(賃金)のためだけに働くわけではない。精神的な報酬(使命感、仕事に対する誇り、達成感、帰属意識など)も、働くための必須条件だ。こうした報酬も提供するのが運営力だ。

経営=認識力×構想力×構築力×運営力

どれ一つ欠けても、まともな会社運営はできない。だからと言って、社長が一人で全部できなければならないわけではない。会社としてできればいいのだ。

人は強みと同じくらい弱みを持っている。強みが強ければ強いほど、大きな弱みも持っているのだ。だから、人を揃えるときには、自分とうまくやれる人を集めるのではなく、目標とする経営を実現できるように、客観的なニーズから集めなくてはならない。

つまり、運営力の前提は、構築力(組織化力)であり、その前提は、どのように組織するかの構想力であり、こうするために、経営環境と自社の状況を、どのように認識するかである。

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