藤屋式ニッチ戦略コラム

FUJIYA NICHE STRATEGY COLUMN

期間偏重型ニッチ戦略

他社が手を出さない人的効率が悪い事業で利益を出すニッチ戦略

企業経営では、決算や棚卸など、年に1回か2回しかやらないのですが、重要な業務があります。

しかし、年に1回か2回しかやらないのでスキルは身につきません。ですから、いつまで経っても効率が悪いままです。

そのような業務はアウトソーシングするほうが良いのですが、業務を受注するほうも、そのような業務は期間が偏っているため、繁閑の差が大きく、利益体質を築くことができません。

この矛盾を克服し、棚卸代行業として業績を伸ばしている会社がエイジスです。同社は、大手流通業100社のうち、60社から70社の棚卸代行を請け負っていると言われています。

では、なぜ、期間偏重型のビジネス・モデルで経常利益8%を上げることができるのでしょうか。ポイントは、「アルバイトの教育システム」と「データ機器」にあります。

繁閑期がある事業では、正社員を恒常的に雇用することはできません。従って、現場作業は、アルバイトに依存することになります。つまり、アルバイトの即戦力化(短期間での教育システム)が最も重要な成功要因になります。これが「期間偏重型ニッチ戦略」です。

また、素人にでも使いこなせるIT機器の開発が必要になります。この2つの要素で、期間が偏った業務でも高収益が出せるニッチ戦略が実現できるのです。

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