ペルソナイズ戦略コラム

PERSONAIZE STRATEGY COLUMN

早くて低コストの商品開発の実務

中小企業やフリーランスの方にとって、
早くて・安くて・確実な商品開発の方法が3つあります。
それが、

  • 創造的模倣
  • 用途開発・用途変更
  • 新結合

です。

この3つの順番には、意味があります。
商品開発の

  • 期間が短い
  • 低コストである
  • 売れる確実性が高い
  • 開発の難易度が低い

の4つの基準からみて、優先順位が高い順に並べています。

◆創造的に模倣する◆

他社の成功や失敗をひと工夫してマネする方法です。
ゲームセンターにある(あった?)「モグラたたき」をマネた「ワニワニパニック」がその典型です。
創造的模倣は、模範解答を見ながら答案用紙を書いていくようなものです。

ほとんどの場合、オリジナル商品よりも、オリジナル商品の長所・短所・市場の評価をもとに作られる創造的模倣品のほうが優れています。
また、すでに市場に認知されていますので、販売も楽です。

しかし、ペルソナイズ戦略では、その商品で新しい市場(新分類)をつくり出すためにひと工夫が必要になります。
なお、先行商品が売れている理由と矛盾するような仕組みにすると、独自化市場になる可能性がさらに広がります。

◆用途開発と用途変更◆

食材(ニンニクなど)や調味料(酢など)を、「健康食品」として販売するのが用途開発です。
商品の構成要素や成分から、その特徴を変えるだけで新商品になります。
また、計算器だった「そろばん」を、子どものための能力開発や、高齢者のための認知症予防のための考具として販売するのが、この事例です。
「用途開発」では、パッケージなどを変える必要があります。
一方の用途変更では、物理的には何も変わらないので、キャッチフレーズを変えるだけでOKのこともあります。

◆新結合◆

懐中時計とベルトを組み合わせて腕時計にしたのが、この典型的な事例です。
その腕時計が売れなくなっているのは、携帯電話に時計機能を組み合わせたからです。
かつては、電話と時計は無関係のものでした。
あるいは、パイロットが開発した「消せるボールペン」(商品名:フリクション)は、ボールペンの機能と鉛筆の機能を組み合わせたものです。
あなたもご存知のように、その便利さが受けて爆発的に売れています。私も使っています。

このように、それまでは何の関係もなかったもの、相反する機能、競合関係にあったものを組み合わせると、画期的な新商品になります。

◆あなたへの質問◆

  • 身近な商品で、商品開発の3つの方法に該当するものはありませんか?
  • それらを参考に、顧客の満たされていないニーズに対する商品開発を行なってみませんか?

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