ペルソナイズ戦略コラム

PERSONAIZE STRATEGY COLUMN

事業を通して社会貢献する

会社の第一義的な社会的責任は、事業を通して社会に貢献することです。
事業を通して社会に貢献(貢献度を計る物差しとして利益と売上がある)できなければ、すぐに倒産してしまいます。

◆企業のミッションとは「志」である◆

個人的な見解で申し訳ありませんが、ミッション(使命)や経営理念という表現は、あまり好きではありません。
「使命」(命を使う)は重すぎ、理念では「あいまい」すぎるからです。
古典的な日本語表現を愛する藤屋は、「志」のほうがしっくりきます。
「志」を辞書で引くと、「心が、ある目標をめざして動くこと。心に思い決めた目的や目標」となっています。

◆中小企業の「志」は、「一灯照隅」になる◆

「世界平和に貢献する」や「日本のため」という経営理念を掲げている中小企業やフリーランスがたくさんあります。
しかし、私には現実離れも甚(はなは)だしいと感じます。
中小企業やフリーランスの方にできるのは、せいぜい、「一灯照隅」(いっとうしょうぐう:1つの灯りで、片隅を照らす)くらいが関の山でしょう。
それが現実ですし、それで良いと思います。

「一灯照隅」に続く言葉に、「万灯照国」(ばんとうしょうこく)があります。
この「一灯照隅 万灯照国」は、比叡山延暦寺を開いた天台宗の開祖:最澄上人の言葉だそうです。
その意味するところは、「一つひとつの灯りは、片隅を照らすものだが、それが万灯になれば、日本全体を照らすことできる」というものです。
一灯照隅こそ、私たち中小企業やフリーランスにとって、現実的かつ最高の社会的責任だと思います。

◆どの分野・範囲の一灯照隅か?◆

(ニッチ市場)を照らすのですから、「どこ(対象市場)を照らすか?」が一番の課題です。
もちろん、これまで照らされていない所(未開拓の市場)で、これからも他社が照らしそうにない所を照らすのが、もっとも良い方法と言えます。
すでに他社が照らしているところを照らしても、ぜんぜん目立ちません。
また、後から、あなたの灯りより、上手に照らす灯り(競合)が出てくれば、あなたの灯りがかすんでしまいます。
そのようにならない市場の発見も、異常識の発想で考えると、それほど難しいことではありません。

片隅

◆志の達成度は目標で測定する◆

「世界平和のため」や「日本のため」などと、現実離れした理念を掲げることができるのは、「志の達成度合いを計る物差し」がないからです。
私は、志の達成度合いを、売上高や顧客数などで計るようにしています。
「世界平和のため」や「日本のため」も、貢献度合いを計れるようになると、りっぱなミッションになりえます。
つまり、志も、戦略目標とリンク(連動)して、はじめて意味のあるものに変えることができるのです

◆あなたへの質問◆

  • どんな「志」(社会的責任)を持っていますか?
  • 「志」が独りよがりにならないための評価基準を持っていますか?

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