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コンサルティング
ニッチトップ戦略 コンサルティング
コンサルティングのコンセプト
弊社のコンサルティングのコンセプトは「特定分野で圧倒的な存在になる」です。「圧倒的」と表現しているのは、そうしないと既成概念の範囲内で考えようとするからです。
一般的には、粗利益率と売上を伸ばすために差別化しようと考えます。
差別化レベルでは、現在の思考の範囲内で頑張ろうとします。
それでは、市場からは「どんぐりの背比べ」程度にしか見えません。
つまり、差別化しているつもりにすぎず、努力の割に得るものが少ない対応なのです。
そのため、弊社のコンサルティングは、ピーター・ドラッカーの事業戦略に従い、商品・市場・流通チャネルの分析からスタートします。
そのうえで、戦略目標を設定し、現状と戦略目標のギャップを埋める方法を設計していきます。
ドラッカーのマネジメントがベースです
コンサルティングは、【ニッチトップ戦略】の手法にのっとって進めていきます。ニッチトップ戦略とは、常識・当たり前・前例を疑い、経営のスタンスを変え、強みを活かせる特定分野に絞り込み、商品と提供方法を変えて、ペルソナ的な顧客満足を生み出す仕組みをつくる事業戦略」です。
ニッチトップ戦略のベースになる理論は、「マネジメントの父」と呼ばれているピーター・ドラッカーのマネジメント理論で、それを中小企業向けにアレンジしたものです。
特定分野で圧倒的な存在になる方法
特定分野で圧倒的な存在になるには、他社が対応できない、あるいは、対応したがらない特定分野でニッチトップに立つことです。そのためには、現在の事業領域からニッチシフトしなければなりません。
ニッチシフトするために、事業戦略の前提になる3要素(事業環境、事業目的、貴社の強み)と、事業戦略の3要素(対象市場、取扱商品、流通チャネル)の認識や定義、組み合わせを絞り込んだり、ずらしたり、変えたりします。
それで、市場でのポジショニングを確立し、非競争・弱競争のニッチトップ事業に生まれ変わらせ、増益・増収の仕組みに再設計するのです。
なお、ニッチトップ戦略策定の実務では、経営の実務に落とし込むために、事業戦略の前提になる3要素を、現状分析、自社の存在意義、戦略目標、事業環境、事業目的、貴社の強みの6要素に増やしています。
また、事業戦略の3要素は、対象市場、対象顧客、提供価値、主力商品、品揃え、提供方法、流通チャネル、メッセージ発信の8要素に分解しています。
コンサルティングの進め方
コンサルティングはプロジェクト形式、12回の会合で実施します。プロジェクト形式にするのは、実施をスムーズに行うためです。
戦略を設計するだけならば、経営トップと進めるほうが速くできあがります。
しかし、それを実行する管理者や社員さんたちは、「やらされ感」に満ち、モチベーションも上がりません。
それに、新しいことをするときに、「1」vs「多数」よりも、「戦略の意義と内容を理解している複数の人」vs「多数」のほうが、成果を上げるまでのスピードは圧倒的に速くなるからです。
なお、各回のテーマは下記の通りです。
第1回目 情報を共有する
- プロジェクトの目的・進め方を確認する
- ニッチトップ戦略を理解するための講義
- 現在の事業を分析する
- 現状分析シートを課題とする
第2回目 ニッチトップ戦略の前提を確認する
- 自社の存在意義を確認する
- 自社の価値観と制約条件を確認する
- 戦略目標を確認する
- 環境認識:プラス要因とマイナス要因を確認する
- 事業目的を確認する
- 自社の強みを確認する
- 戦略の前提確認シートを課題とする
第3回目・第4回目 「誰に売るか」をシミュレーションする
- 市場と顧客を細分化する
- 対象市場をシミュレーションする
- 対象顧客をシミュレーションする
- 対象にする市場と顧客を特定する
- 市場でのポジションをシミュレーションする
- 「誰に売るか」のシミュレーションシートを課題とする
第5回目 「何を売るか」をシミュレーションする
- 提供価値をシミュレーションする
- 主力商品をシミュレーションする
- 品揃えをシミュレーションする
- 「何を売るか」のシミュレーションシートを課題とする
第6回目・第7回目 「どのように売るか」をシミュレーションする
- 提供方法をシミュレーションする
- 価格をシミュレーションする
- ブランディングをシミュレーションする
- 流通チャネルをシミュレーションする
- ポジショニングマップを作成する
- 「どのように売るか」のシミュレーションを課題とする
第8回目・第9回目 「誰に・何を・どのように売るか」を統合する
- 各シミュレーションをすり合わせる
- メッセージ発信の仕組みをつくる
- ニッチ戦略シートを作成する
- アクションプランシートを作成する
- ニッチトップ戦略シート、アクションプランシートを課題とする
第10回目・第11回目 「誰に・何を・どのように」の変更に伴って変えるもの
- 必要なノウハウをシミュレーションする
- 必要なスキルをシミュレーションする
- 業務改善をシミュレーションする
- 組織構造をシミュレーションする
- 人員配置をシミュレーションする
- 教育訓練をシミュレーションする
- 採用をシミュレーションする
- 製造(販売)工程をシミュレーションする
- 原材料・素材・成分をシミュレーションする
- 仕入をシミュレーションする
- 什器・備品・道具をシミュレーションする
- 設備をシミュレーションする
- 施設をシミュレーションする
- 資金をシミュレーションする
- 情報発信をシミュレーションする
- 業務の再設計シート
第12回目 最終的に戦略と実務の整合性を確認する
- 各責任者より実施内容を発表する
- 部門間の調整
- 経営トップより戦略目標必達についての宣誓
料金・日程 など
- お申込み・お問い合わせを頂いたら、まず、リモートワーク(ZOOM使用)で事前の面談を行い、お互いに、コンサルティングを受発注できるかどうかを確認します。
- 参加者の確定:経営トップの毎回の参加を必須とします。実施が決まったら参加メンバーを確定して頂きます。役職にこだわらずに、必要なメンバーを招集してください。
- 期間:原則として6ヶ月(月2回)。なお、弊社の責に帰すべきことで期間内に事業戦略が設計できなかった場合、追加料金なしで会合を追加します。
- 時間:1回あたり3時間程度(時間延長する回もあります)
- 日程:当初に打合せ。合意なしの日程変更の場合、追加料金を徴収することがあります。
- 会合:基本的に空気感を共有できるように、集合研修で実施します。状況に応じてZOOMを使ったオンラインで実施すること場合もあります。
- コンサルティング料:基本料金12,000,000円(税込13,200,000円)、別途 交通費・宿泊費などの実費(グリーン料金、ビジネスクラス料金、シティホテルを利用)
講師のプロフィール
1996年創業。コンサルティング能力を高めるために1998年から大学院に入り、ピーター・ドラッカーのマネジメントに取り組み出しました。ピーター・ドラッカーのマネジメント論をコンサルティングに取り入れることで、コンサルティング先の業績伸長やV字回復が顕著になりました。
ドラッカーを応用したコンサルティングの成果を、中小企業に普及したいと思い、ドラッカーの解説本の出版にも取り組みました。
しかし、出版はまったく未知の世界だったため、出版企画が採用されるまでに5年以上、10の出版企画を、延べ185社に送り続けました。
そうして、試行錯誤の末、ようやく出版に漕ぎつけることができました。
2冊目の本(図解で学ぶ ドラッカー入門)が、2万部を超えるプチベストセラーになりました。
3冊目を出版した後に、「もしドラ」ブームが起こり、ドラッカーの代表作である『マネジメント』が爆発的に売れたのですが、難しくて挫折した読者が多かったようです。
そこで、わかりやすさという点で、『図解で学ぶ ドラッカー入門』が再評価され、29刷で76,700部のヒット作になりました。
その結果、「わかりやすいドラッカーの解説本の著者」として、次々に出版依頼が舞い込むようになり、今では、著書・監修書の合計が52冊、258万部超、ドラッカー関連だけでも44冊、224万部超になっています。
わかりやすくなければ、ここまで出版部数を伸ばすことはできなかったと思います。
≫≫著書・監修書の一覧を見る
また、ドラッカー理論を背景に、コンサルティングで培ったノウハウとスキルを、より広く普及するために、2012年から経営塾(ニッチトップ戦略塾)を開塾しました。
ニッチトップ戦略塾は、現在20期目(開塾当初は1年サイクル、途中から半年サイクル)を運営しています。
そこでも、多くの塾生さんの業績伸長やV字に貢献できています。
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2019/07/30 |
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